天使の歌声


どうしようと考えていると
要が肩を叩いてきた。

「君はこっち手伝って。」

「あ…はいっ!!」

この人がいて良かった…。


天音は要と一緒に台所へ向かった。

「玉子粥作るから君は卵割って。」

「はい。」

言われた通りに卵を割ろうとした。


「君は翔太と付き合っているの?」


グシャッ!!

「…卵の殻は食べられないよ?」

「だっ、だって椎名さんが
変な事言うからっ!!」

「で、彼女なの?」

「彼女じゃありません!!」

もう嫌っ、この人…。

「そう。てっきり付き合っているのかと思った。」

「付き合うなんて…。」


もし…翔太と付き合えたら…。

「っ!!」

グシャッ!!

また卵を潰してしまった。