天使の歌声


天音は微かに身震いを感じた。


すごい…。

どんどんメロディーが浮かんでくる…。


「♪~…。」


曲…出来ちゃった…。


ボーッとしていると
翔太が急に肩を掴んできた。

「すごいよ天音!!天音のお陰で曲が出来た!!」

「私は別に…。」

「天音は作曲の才能があるね。」

私に…作曲の才能…?

「それにさ、さっきから胸が
ドキドキして震えが止まらないんだ。」

翔太の手を見ると微かだが
震えているのがわかった。

「私も歌っている時…
胸がドキドキして…身体が震えた。」

翔太も…私と同じだったんだ。


同じ気持ちになるって…

こんなに嬉しいんだ…。