天使の歌声


「天音様!!とてもお綺麗ですわっ!!」

「そっそうかな…?」

メイド達に言われ、改めて鏡を見る。

「はいっ!!これで男性の方は皆
天音様の虜ですわっ!!」

「虜って…。」

別に男の人なんてどうでもいい…

なんて言ったら
また色々言われるから黙っていよう。

「準備は出来たか?」

声のする方を向いた。

「…お父さん…。」

部屋の入口に
正装したお父さんが立っていた。