天使の歌声


「この学校の制服じゃないですよね?」

「うん、これは衣装だよ。」

「衣装…?誰が着るんですか?」

「天音ちゃんだよ。」

「はっ!?」

わっ私!?

一体どういう事!?と聞こうとしたら
翔太が要さんに話しかけた。

「ねー要ー。しの姉遅くない?」

「さっき電話したから
もうすぐ来ると思うけど…。」

し…しの姉?って誰!?


「おいっ!!」

少し離れた所から呼ぶ声が聞こえた。

振り向くとそこには
肩の高さより短い髪型で
金に近い明るい色をした
女の人が立っていた。

「あっ、しの姉来た~。」

「遅かったな。」

「せっかくの休日なのに何でお前らの
学校に来なきゃいけないんだよ。」

この人がしの姉…?