天使の歌声


私はすぐに運転手に電話をかけた。

プルルルルッ

「はい。」

「もしもし?あの…今度の登校日なんですけど、学校が終わった後迎えはいりませんら。」

「何か用事があるのですか?」

「えっと…学校の友人に
お茶に誘われていて…。」

さすがにもう勉強の嘘はつけない。

学校の友人…つまり上流階級相手を
使えば嘘はバレないはず…。

「私が送りますよ?」

「いっ…いいです!!向こうの人が
送ってくれるから大丈夫です!!」

「そうですか…では、
登校の送迎だけでよろしいのですね?」

「はい、お願いします。」

ピッ…


「はぁ…。」

どっと疲れがきた。

でもこれで当日は大丈夫なはず。