ピッ…
「も、もしもし?」
「あ、天音?今大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。」
電話越しの翔太の声…。
なんだかいつも聞いている
翔太の声と違う気がする…。
「あのさ、今度あるうちの学校の文化祭…
天音やっぱり来ない?」
「え?」
どうして?
「軽音部が演奏する曲、
この前天音と作った曲を
演奏する事になったんだ。」
「えっ!?そうなんだ!!」
「うん。だから、
天音に聴いて欲しくてさ…。」
私と翔太が作った曲が
演奏される…。
聴きたい!!
だけど……
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