次の日。

今日は学校が休み。

翔太に会いたかったけど
朝からバイトがあると言っていたので
仕方がなく1人で1日を過ごしていた。

「…暇だ。」

いつも翔太と一緒にいたから
翔太がいない日はどのように
過ごしてきたか忘れちゃった。

それほど…私の毎日は

翔太で一杯だったんだな…。


翔太に…会いたいな…。

早く今日が終わらないかな…。


プルルルルッ

「わっ!?」

机に置いていた携帯電話が突然鳴り出した。

画面を確認すると『三国 翔太』の名前。

「し…翔太から!?」

実は翔太の家に行った日に
翔太と要さんとアドレスを交換した。

でも電話がかかったのは今日が初めてだ。