天使の歌声


「お姉さんの子どもと…?」

「私の息子は歌は苦手だから
ギターを弾くって言っていたわ。
だから天音ちゃん達が大きくなったら
いつか一緒に歌いたい。」

「うん!私、お姉さんと一緒に歌いたい!
頑張って練習するから、そしたら
お姉さんの子どもにも会わせてね!
そして皆で一緒に歌おう!!」

「うん!!」

その日から花畑に2人の歌声が響き渡った。




「それからかな…私が歌を始めたのは。」

「その人は今も一緒に歌っているの?」

「ううん…。一緒に歌い始めて
何ヵ月か経った後、
その人は…居なくなった。」

「居なくなった…?」

どういう事?と、翔太は聞いてきた。