天使の歌声


透ける程白い肌に、ぱっちりとした目。
肩まである綺麗な黒髪。

お母さんも綺麗だったけど
お姉さんもすごく綺麗だった。

だけど、綺麗なのは容姿だけじゃない。

心も…とても綺麗だった。


「あー、なんだか歌いたくなってきた。」

お姉さんはまた街に向かって歌いだした。

太陽の光がお姉さんを照らして
キラキラ輝いているように見えた。

「あれ?」

私は慌てて目を擦った。

気のせいだったのだろうか…


でも、確かに見えたんだ。



天使の羽が…。