暗闇の鎌【読みきり短編集】

 そうだ、そうなんだ。


その無邪気な笑顔。二人の未来はずっと続く、そんな言葉を惜しみもなく使う。そんなところが大好きなんだ。


浮気なんて絶対にありっこない。この幸せは疑いなんかで壊してはいけない――。


「俺の部屋が居心地悪くて、来てくれないなんてなったら悲しいだろう? 

あのソファーすげーな。貴族が座りそうだな! ほら、あっちのも見ろよ、ダブルベットがあるぜ! あれだったら毎日一緒に寝てくれる?」


「もう! 敦志の方がはしゃぎすぎ!」


――ブブブブブブ……