『俺さ、まじでかえにベタ惚れだった。 そして優しくて可愛い笑顔のかえが大好きでさ・・・ん、だから・・・ずっと俺の好きなかえでいて』 嬉しくて、つい笑顔になった。 そしたら蒼も笑ってくれた。 ありがとう。 好きでいてくれて。 こんな蒼に想われていて、あたしもすごい幸せだった。 そんな思いは言葉にはならなかったけど。 心から、そう感じた。 『うん、わかった』 あたし達はそう約束して、一年間の思い出を閉まって、二人の物語を終わりにした。