『あたしも・・・っ、
いつも笑顔な蒼がすきだったんだよ・・・!』
最後の告白。
あたしの望む返事は返ってこなくても、あたしは伝えられずにはいられなかった。
あたしの一年分の想いを。
また泣き出すあたしに、蒼は頭を撫でながら言った。
『ありがとう、じゃあ俺ずっと笑顔でいるわ』
『泣いたりしたら許さない』
『はいはい、俺強いから泣かないし。ていうか、かえのほうが心配』
『あたしは大丈夫だよ。
蒼が笑顔ならあたしも笑顔になるから』
『じゃあ俺泣いたらだめだな、』
『うん・・・ずっと笑ってて』
あたしが好きだった笑顔で。
ずっとあたしが大好きな蒼でいてよ。
