「違ったねー」
残念。
「あたし誰と一緒なんだろ!探してくるね!」
紗英はそう言ってそこらで群れてるとこに入って行った。
「私のペア、誰だろ……」
うーん?
「奈友梨ぃ、何書いてあった?」
優祐がなぜかスキップしながら聞いてくる。
なぜスキップ!?
ていうのは置いといて、
「これだよ!優祐のは?」
「あー!僕もそれだよぉほらっ☆」
優祐が持ってる紙切れを覗くと、私の✿✿✿と同じのが書いてあった。
「じゃ、優祐がペアかぁ」
「うんっ♪奈友梨、よろしくね!」
なんかすっごい笑顔。
こいつ、男なんだよね……
もう、女にしか見えない。


