そこまで言われちゃあ……ねぇ? 「しょうがないなぁ。」 「え、ホントっ!?いいの?」 「優祐が散々推してきた癖に」 「あ、そうだねぇ」 優祐は、嬉しそうな顔してる。 「じゃ、買ってくるから」 レジに向かって歩き出したら、優祐に腕を掴まれる。 「……何」 「その服は僕が買うから」 「なんで?」 「僕からのプレゼント!」 「いや、優祐からおごってもらうのはケーキで充分だし」 そこまでしてもらうと、逆に申し訳なくなってくる。