「これから奈友梨の趣味になるからそこは大丈夫だよ?」 趣味になんねーよ。 全然大丈夫じゃないし! 「それに、僕がお金払うし……」 「いや、それ以前にいらないから」 えー!って顔をしてる。 そんな顔されても……。 「だめ?」 また優祐は、首を傾ける。 「うん。てか、優祐がお金出すくらいなら私が出すし……」 言ってしまってから、気づく。 優祐がニヤリと口角をあげる。 「じゃ、買ってきて♡」