可愛さ全開!!!girl⇄boy




「う〜んと…いちご畑はどこだ?」



すぐに見つかると思ったのに、なかなか見つからない。



探していると、涼君が「ここ」と指を差す。


「あ、ここだ!今いるところがここだから〜、あっちの方に行けばいいのかな?」


と、左側を指差す。


「いや、地図反対。こう見るから右方面に行かなきゃ」


あ、あたし地図反対に見ていたんだ。


なんか、恥ずかしいなあ。



「よしっ、行き先もわかったし急ごう!1番はあたしたちが取るんだからね!」


負けられないんだから!



負けず嫌いなあたしに涼君は「はいはい」と相槌をうった。