「そっかあ、…あはっ、嬉しいなあ」 目に涙を溜めて無邪気に笑う優祐に胸がときめく。 「…僕もね、奈友梨のこと好きなんだよ?幼馴染としても好きだけど、異性としても大好きなの!ずっと前から好きだったんだよ?」 私と同じ目線になるように少ししゃがんでこんな嬉しいことを言ってくれる。 けどもう、信じられなくて固まってしまう。 あぁ、今私目が点になってるんだろうなあ。 「あー!奈友梨目が点になってる〜!」 やっぱりね! そうだろうと思ったよ。