可愛さ全開!!!girl⇄boy



けど、いくらたっても返事は返ってこなくて。



恐る恐る閉じた目を開いてみる。




「…え、優祐?」



開けて見てびっくり。



優祐の顔、目が点!目が点なんだけど!


しかも、動かないし。



「おーい、優祐?」



優祐の目の前で手を振ってみる。



って、え!?



点になった目は戻ったはいいものの、何故かそこから涙がこぼれてきた。




「え、優祐どうした!?」


どうしたの!?なんで涙!?



優祐意味がわからなすぎだよ!


なんて思ってたら、びくともしなかった優祐が静かに口を開いた。


「いまの、ほんとう?幼馴染としての好きとかじゃなくて?」



幼馴染の好き?…最初はそうかもしれないって思ったけど、ちがう。



「異性としての、好きだよ」


自信を持って言えるよ。



そう伝えれば、優祐はこれでもかってくらいに頬をつねったり引っ張ったりする。


「…え?なにしてんの優祐」


なんかさっきから変な行動取りすぎじゃない?

何が起こったっていうの?


「痛い…夢じゃ、ない」



夢じゃないけど、どうしたのいきなり。


さすがに心配になってきたよ。



「…え?夢じゃないってことは、ホントに僕のこと好きなの?」



「…好きだって言ってるじゃんさっきから。何回も言わせないでよ恥ずかしいんだからさあ」



ほんとに恥ずかしいんだよ?



わかってんのかなあ、優祐は。