「え、え、真面目に優祐なの…?」
紗英は戸惑い気味に問いかけてくる。
「…うん。一応」
その答えを聞いた直後すぐ、紗英は猛スピードで優祐のところまで行く。
それを見かねたクラスメート達もその好奇心をあらわにして優祐の周りを囲んだ。
あっという間に優祐は好奇心の餌食だ。
「スカート履いてて変な感じしないの?」
「なんで女装してんの」
「トイレ入る時、女子トイレ入るの?男子トイレ入るの?」
みんなの疑問が容赦なくとびかう。
うわー、質問攻めハンパないなぁ。
なんて、人事のように思っていたけれどふと、違和感のようなものに気がつく。
ん?あれ?


