ちゃぷん
ふぅー、やっぱお風呂いいわー!
疲れがとれるね!
「………」
静か〜。
「あー」
あ、響いた。って
何してんの私!子どもか!子どもだ!
……“幼なじみじゃなかったら優祐のこと、好きになってた?”
最近、この言葉に思い悩まされる。
この、的の真ん中を射抜いたような紗英の言葉。
実際わかんないよ、本当に。
だって、幼なじみじゃない優祐なんて考えられないもん。
私って優祐のこと、好きなのかな?
いや、好きだよ?すっごく好き!
もう大好きだし。絶対誰にも負けない。
だけどこの気持ちは友だちとしてのなのか一人の異性としてなのか、わからないんだ。
うーんうーんうーん
…結論、わからん!
それより、のぼせそう。
上がろう。


