「ついたーーーー!」
優祐、ちょっとテンション高い…。
まあ、目の前は温泉の家だからしょうがないか?うん?
もちろん、相変わらずというか女装でして。男の娘でして。
「やっぱり春内は休日でもその姿なんだな」
紗英の隣に立っている涼君は、優祐に関心そうにそう言った。
うーん、関心するところかぁ??
「そおだよ〜!あ、涼君もする?意外と似合うかもよぉ?」
なんていたずら好きの子どものように言う優祐だけど、
この子大丈夫だろうか。誰か答えを頂戴!
涼君がするわけないじゃん。絶対しなさそう。
「あ、俺遠慮しとくわ」
サラッと言いのける涼君、素晴らしい!
ぶーぶー言ってる優祐はほっといてなか入ろっか!