「急に呼び出したりしてごめんね?」
申し訳なさそうに眉を下げるその人。
「べ、別に……」
それよりその人が誰か知りたい。
「一応、自己紹介しておこうかな」
「是非お願いします」
「俺の名前は岡村柚季。えーっと他になんか言うことあるかな?」
困ったように笑う柚季君。
幼さの残ったあどけない顔たちに若干の困り眉毛、黒いサラサラしてそうな髪、ぱっちりの二重の目。身長は低そう。優祐よりも。
そんな何気にイケメンな柚希君を何処かで……。
ああ!
「隣のクラスの人だ!3年2組の!」
思い出した!
接点はなかったけど。
「あ、確かにクラス隣だね!」
あ、気づいてなかったんだ!


