「行こっか♪」



なんて優祐特有の笑顔で言う。



でも、それを今聞かなくてもいいや。



もう、女装は当たり前になってきてるし



それに慣れてる自分もいるから。



そのことは、今度でいいや。



「うん、行こ!」



右手は、さっきの手紙をちゃんと握って。


そんなことを思ってた。