「……はーい」



……優祐は大丈夫かなぁ?


優祐も海の中落ちたし……。




「ねぇ、優祐くんも熱あるらしい!優祐くんのお母さんからメールきた!」




テーブルを軽くどんどん叩きながら教えてくれた。



優祐も熱でたんだ……。





そんなことを思いながらボケーとお母さんを見つめる。




「ほら奈友梨、お布団入って一回寝なさい」




「……はーい」




お母さんから視線をはずし、自分の部屋へと向かおうとする。




「奈友梨、一人で大丈夫?」




「うん」