「とにかく奈友梨が着るの!」
なかなか引き下がってくれない!
「優祐が着て!」
ホントに元気モリモリなんだって!
「あのさ、言いにくいから言うつもりなかったんだけど……」
なに、いきなり?
「ブ、ブラ透けてるからこれ来て欲しいってのもあるんだよね」
若干照れながら言われた言葉と優祐に一瞬きょとんとなる。
ブラが透けてる……!?
半信半疑で胸元を見てみると
「え!透けてる!」
ばっちりブラが見えていた。
「だからこれ使って」
改めて優祐につきつけられたパーカーを瞬時に手にとって1秒もない早さで着た。
「お、教えてくれてありがと!あと、パーカーも」
チャックを閉めながら目を見て優祐にお礼を言う。
結構このパーカーぶかぶかだなぁ。
ま、優祐のだしそうだよね。
「あ、そのパーカー僕でもぶかぶかだから奈友梨はもっとぶかぶかだと思うよ」
「そうみたい」
もっとってほどじゃないと思うんだけど……。
だって私と優祐の身長差6、7㎝くらいしかないもん。たぶん。
ちなみに、私が154㎝だから優祐は160㎝くらいかな?
ま、優祐なんて成長期これから来るんだからこれからどんどん差が開くと思うんだけどね。


