って、感動している場合じゃない!
「優祐、大丈夫!?」
「う…ん。奈…友梨…は、無事?」
精一杯絞ったような優祐の声だった。
「優祐、私は大丈夫だよっ!優祐、怪我してない?寒いよね……どうしよう」
優祐に少しでも安心してもらおうと、とびっきりの笑顔を向ける。
優祐もそれに微笑み返してくれた。
「そっ…か、奈友梨が無事…でよかっ…たよ!怪我は…してない…よ。寒いけど、奈友…梨が抱きしめて…くれるなら…平気!」
それを聞いてぎゅーって
これでもかってほどぎゅーって抱きしめる。
あぁ、服が湿って変な感じする。


