「えーと えーと 確かぁぁ」 だめだ。声に出したら思い出すかと思ったけど、ダメだった。 これは聞くしかない! 「ねぇ優祐、遠足ってどこ行くんだっけ?」 今にも玄関から外に出ようとしていた優祐は、足を止めて答えた。 「うーん……森?」 森!? え、森だっけ? 「パンフレット見ればいいんじゃない?」 そういう優祐は見る気もないらしいが。 あ、そっか!その手があったか! 急いでパンフレットを取り出す。