私はすかさず、台所へ行き、ナイフを手に取り、私の左手首を切った。

ザクッ


鈍い音がした。
血が大量に出る。私の血が……。

そして、舐めた。すると、血が止まった。
よし!

「証拠ならあります!ここに!」

そして、さっき切った所をカップルに見せた。
「本当だ…痛々しい…。」
と彼女さんは、言った。

「ね?武ちゃん?この人を信じてあげよ?昨日、切ったって事本当みたいだし。」
「お前がそういうなら……。わかったよ!信じてやるよ!!」

ふぅ、一安心。

「良かった。信じてもらえて!では、紅茶折角いれたんですから、飲んでください。」

「はい。そうします。武ちゃん、紅茶飲もうよ。」

「あぁ。」

馬鹿だなぁ。睡眠薬がたっぷり入ってるとも知らずに。

そして、男女のカップルは深い眠りに入った。

私は、昨日と同じようにテーブルにクロスをしき、ナイフを用意した。

どっちから、食べようかなぁ……?

彼氏さん?それとも、彼女さん?

決めた!彼女さんからにしよ!
彼氏の目の前で、彼氏さんを苦しめなてやろう!
そして、己の無力さを味合わせる。