ゲーセンに着きカップルが居た。

チャンス!

私は、男女に近づけた。

「あ、あのー…。私とお友達になってくれませんか?」

こんな事で、引っかかるかなー?

すると、「あ?なんでぇ?」

強がりやがって…。彼女の前だからか

「私の家に来てくれませんか?歓迎します。」

「あ?だから、なん『いいじゃん!武ちゃん!行こっ?ね?友達になってあげよ?』」

優しい彼女さん。

「あ、あぁ行ってやるよ!お前ん家」

良かった、優しい彼女さんで。

よし、これからがパーティーだ。

「では、こちらです。」

そう、言ってからどれだけ歩いただろう。
やっと、森の入り口までついた。

「なぁ、こんな所に家なんてあんのかよ!」

イライラしてきてるな。
逃げられたら厄介だ。

「はい。もうすぐそこ。あ、着きましたよ。」

「お、おい!まぢかよ!ユウレイ屋敷じゃねーか!」

「不気味……」

イラッ

此処で、殺してやりたいくらい。
でも、苦しめながらたべてあげるよ。

「大丈夫ですよ?怖がらないで下さい。
外はこんな感じでも、中は意外と…綺麗ですよ? さぁ、入って下さい。」

皆は、渋々家に入った。
そして、私はこっそり鍵をかけた。

「血くせー」
「本当、鉄の匂いがする。」

ヤバッ。バレるかな?
「あ、最近ここで鉄を使ったんですよ。まだ、鉄の匂いがしましたか。すいません。 では、紅茶作ってくるんでそこに座ってて下さい。」

私は台所に行った…。

「きぁぁぁぁぁ!」
悲鳴が聞こえた。

女の子の手は真っ赤になっていた。
どうゆうこと?