「でもさーどうしてこのイスって分ったんだ?店の人言ってたぞ。イスを買うのに座りもしないで、変な人だったって。」




「うん。探した訳じゃないから。」

「え?」



「賭けてみたの。自分を信じてみようって。ずっと気になってたイスだったの。
でも何となくどうすることも出来なくて・・・・・・
で、keep dreamで逢ってケイタイが鳴って
その日付で雅が一ヶ月前に帰ってきたことを知って、このイスの存在が変った。

そして谷原から聞いて、ますます気になりって・・・
だから賭けたの。

泣いちゃったよ。触って座って・・・
そしたら、もち手の裏メッセージがあった。
私のクセを知らないと分らないような場所に小さく・・・
もうたまらなく雅に逢いたくて逢いたくてメールしたの。」



「そーだったのか。ごめんナ。すぐに返事送れなくて。」

「うんん。」



「ありがとう雅。嬉しかった。とっても嬉しかった。」

「^^そっか」



「でもさ、雅ぃこのイス他の人に買われちゃったらどうするつもりだったの?」




気になってたことを聞く・・・・