「雅ゴメンね。雅のキモチとか私全然考えなくて、ホントごめんね。ひどいこと一杯言っちゃったね。」


「何だよそれ。谷原がくだらない昔話でもしたかぁ~。心、謝るのはオレの方だよ。心、すまなかった。オマエのこと苦しめたよな。いっぱいいっぱい。でもオレ、オマエのこと真剣に考えたくて、そのためにはオレが俺自身を認められないと始まらなくてさ。ちーせーよなオレ・・・」



「そんな事ないよ。谷原から聞いてすごく嬉しかった。いろんな事あったけど、少し離れてみて分ったの。私にとって雅がどんなに大切な存在かって・・・」



いつになく真剣な顔で


「淋しい想いさせてごめん」
と言って私を抱きしめる雅・・・



「そんな事ないよ」 そう言ってオレの顔を見て

「谷原いたしっ」そういって舌をぺろっとだして心はオドケテ見せた心。






チクって胸が痛い・・・