【もしもし?どーしたの?】

【今日休みなんですよね?】

【うん。そうだけど】

【今、矢部たちも一緒なんですけど、出て来ませんか?】

【うん、でもー】

【いいじゃないですか。】





すると遠くの方から
【何だって?】と矢部君の声がした。



【う~ん】と幸人くん。





考え込んでいる幸人くんの様子に耳を傾けていると


【心さんおはよ】


【おはよ矢部君】

【何?こないの?遊ぼうよ!それとも誰か居るの?】




【・・うん】

【まさか・・・】




すると谷原が

「やべ~~~~オレも居るゾー」と・・・





私は驚いた!谷原らしからぬ行動だ。

いつもなら
「行ってくれば」タイプだ。





【ゲッやっぱり谷原さんか。】

【うん、どうする?】

【どーするって、来れば、一緒に】


・・・・・・・



「谷原ぁ~~?一緒にいく?」


「あぁ」




えっ!!
又もや驚き!!!!







【わかった。行く】

【うん待ってる】









「谷原?」

「幸人って誰だよ?!」




「何?ヤキモチ?」と、冗談っぽく言って見た。





すると答えは「そーかなー、オレ・・・」と。






不思議な奴だ。