「う~・・・あぁー。」

ゆっくり伸びたあと

声を出す。

これが、癖みたいに毎日続く。

そして、あるものが目に入った。

「あぁ・・。昨日のお守り・・。」

そう。

昨日、日下部先輩が落としていったもの。

どうしよー。

探すのめんどくなってきた。

――いや・・・

これは、チャンスだ!