君の体温

「お母さん、どこ?」

気づくと、私はお母さんを求めていた。

どこにいるか分からない。

自分は、病室に居ることしか分からない。

薄暗い部屋。誰もいなくて静かな部屋。私だけ。

「うっ・・うぇー・・ひっく・・」



怖い――。

恐い――。

怖い――。

怖い――。




誰もいないこの部屋が怖い!

お母さんがどこにいるのか分からなくて怖い!

今、自分が独りということが怖い!