君の体温

どれだけの時間が流れたんだろう。

私が目を覚ますと、真っ白い天井

それだけが、私には見えた。

周りには、他にもベッドがあった。

誰もいない――。

ふとあることを思い出した。

お母さんのことを思い出した。

私は周りを探した。いない、いない、いない。

誰もいないはずのこの白い部屋に

お母さんがいるはずがない――。

でも、私は探し続けていた。