彼は、席に戻って行った。 「何だったんだろう。」 「莉乃のこと好きなんじゃない?」 いや、それは無いでしょ。 だって、今まで関わり無いもん。 「あり得ない。関わったことないし。」 「わかんないよ?あっちが一方的に知ってるのかも。」 何それ。 私、そんなに目立った人じゃないから、知る機会無いと思うんだけどなぁ。 「そういえば、駅前にオープンしたカフェ今日行こうよ。」 「うん。いいよ。」 それから、瀬越くんの話題なんて出てこなかった。