チャラ男とは反対の腕が引っ張られ、後ろに倒れる。 「あれ……?痛くない。」 後ろを向くと、私を抱きしめている瀬越の姿。 「ナンパなんかに捕まってんじゃねーよ。」 なぜか怒られたが、瀬越に引っ張られて歩く。 後ろに呆気にとられているチャラ男たちを置いて…… 「どこに行ったかと思えば、ナンパされてるし。」 「すみません……」 私はなぜか謝っていた。 瀬越が必死な気がしたから。 そのまま歩き続けて着いたのは、みんなが騒いでいるパーティールーム。 「俺ら帰るわ。」