「--ここどこ?」 本当に迷った。 カラオケの店で迷うって……ダサい通り越して泣けてくる。 「ここどこ……帰りたい。」 いっそ帰ってしまいたいのに、カバンはパーティールームに置いたままだし、出口はわからないし。 踏んだり蹴ったり。 「ねぇねぇ君、今ひまー?」 「ぎゃははっあからさますぎるって!」 やかましい声がして前を向く。 そこにいたのは、いかにも 『女遊び激しいです』 というチャラ男2人の姿。 「ナンパなら間に合ってます。」 「ぎゃははっそっこーふられてるし!」