4才の誕生日の日。


そう、あれは冬の空の12月。


誕生日ということで、家族三人で出掛けていた。


ショッピングモールに行ったり、遊園地に行ったり。


とにかく楽しすぎて子供な私はまだ帰りたくなかったんだ。


「美怜、そろそろ帰ろっか?」


そんなことを聞くママに


「やだ!まだ帰りたくない!」


そうやってパパとママを困らせた。