私は蓮の手をぎゅっと握る。


「美亜ちゃん。一つだけ約束出来なかったことがあるの。

龍平のこと幸せにできなかった。

だって…私が今愛してるのは…蓮司だから。

ごめんね?…でも約束する。幸せになるから。蓮のこと幸せにするから…。

龍平ならね?大丈夫。夏奈ちゃんって言う可愛い女の子がいるから。

見守っててくれる?…美亜ちゃん。

ありがとう。大好きだよ?

美亜ちゃんの言う宝者も大切にするよ。

またね。」


蓮と見つめ笑い合い、その場を手を繋いで帰った。