【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~

「その反応たまんないなぁ~…

もっと苛めたくなる…なぁ?」


そう言うと私の耳をかぷっと噛んだ。


っ…?!//


「からかわないで…くださいっ!」


光さんから離れた。


「ごめんごめん!美怜ちゃん可愛すぎんだもん。

ほら、できたよ。」


光さんがからかいながら私を鏡の前に立たせた。


「めっちゃ可愛い!

光さん着付け上手ですね!

私文化祭もこれ着たい!」


と興奮していると、


「美怜ちゃんちょっとごめんね。」


光さんは私の髪をかき上げ一瞬の出来事のように私の髪を浴衣に似合う髪型にしてくれた。


そして浴衣の一輪の花と同じ花の髪飾りを髪につけてくれた。