【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~

「帰りどうする?

倉庫行くだろ?迎えに行くか?」


とはるが言う。


「あ、私そのまま今日は帰るよ!」


私はたまには直ぐ帰ることにした。


「莉央は行く~!

葉佑に迎え来てって言っといて!」


莉央が手を合わせてお願いしていた。


「わかった。美怜気を付けて帰れよ?」


はるに念を押された。


「わかってるよ!

じゃあね!

ごめん田崎くんたち!行こっか!」


そう言って私達4人は教室を出た。