「はぁ………」


今は学校。授業中。


「何よ、美怜!朝からため息ばっかり!うるさいわね!」


莉央に睨まれた。


「具合でも悪いか?」


そう言って私のおでこに手を当てたはる。


「あはははっ…大丈夫だよはる!

このとーり!元気元気♪」


笑顔で返した。