【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~

「ていうか~…私彼氏いるんで!

ぜーんぜんあなたたちに興味ありませーん!」


笑いながら言う莉央。


「そういうことなんで、さようなら~♪」


私と莉央は目で合図しながらその場を立ち去ろうとしたら、


「きゃっ」


男が莉央の腕を掴んだ。


「逃がすわけないっしょ~?

俺たちと良いことしよーよ」


男が莉央の肩に手を回した。