【完】狼王~全国一の暴走族とわたし~

「みーちゃん似合ってるよ~♪」


と慧人が言ってくれた。


「ほんと?!

慧人ありがとぉ!」


私は慧人に抱きついた。


「えへへ~♪僕役得~♪」


なんて慧人が言っていると、急に腕を引っ張られた。


腕を引っ張ったのは蓮だった。


蓮はサングラスをかけ、上にはファスナーをしめずパーカーを着ていた。


だから私は自然と蓮の胸板に顔を埋めるような形になった。