そして、私と莉央は更衣室に向かった。


「はぁ…………はあぁー!

……いたっ!」


私は頭を抑えた。


「うるっさいわね!

さっさと着なさいよ!」


そう、ため息をついてばかりの私の頭をいつの間にか着替え終わった莉央が思いっきり叩いてきたんだ。


「叩くことないじゃんかぁ!

仕方ない…着るか。」


そう言って早々と着替えた。