「みんな……私を……狼王の仲間に…姫に、してください。」


頭を下げて頼んだ。正直不安だった。


この話を聞いて嫌になったんじゃないか。


迷惑なんじゃないか。


でも、その不安を意図も簡単に消してくれる。


「当たり前。」

「全力で守るよ。もちろん、莉央も」

「大丈夫だから。」

「ずっと一緒だよぉ~」

「美怜!離れたら許さないんだから!」

陽斗、葉佑、修、慧人、莉央がそう言ってくれたんだ。