「俺が…結婚?」

叔父さんにそう言われ慌てて


蒲田上官と喋っているお袋の元へと駆け寄り


「お袋!結婚ってなんだよ!!俺は電報で何度も送ったような?結婚はしないって、今日は鎌田上官の手前があるから…こうして来たんだっ!!いい加減分かってくれよう俺の気持ちをっ!!上官も上官だ…俺を見合いと騙して…わざわざ小細工なんてしやがって!!」



周りの親戚達がざわつき始める



「俺は帰るからな…」
(っんだよ!!結婚ってよ!!)



「至!!」

青ざめるお袋を突き放し

言うだけ言って部屋を飛び出そうと襖を開けた時だった…。



襖を開けると目の前には白無垢に包まれた
「……!…」


どうして…君がここに?



白無垢に包まれている千歳ちゃん




綺麗な姿の可能を見て



俺の結婚相手が千歳ちゃんだと直ぐに分かった。




これは…何かのイタズラなのか??