「お前もかあああああああああああ!」



もうめんどくさくなったので、寧々と鞄を持って生徒指導室から抜け出した。





「あー、もうHR始まってるね」
教室に向かっている廊下で寧々が喋りだす

「そうだね。」


「ってかさあ、さっきのスズの離婚報道やばかったッ(笑)」


そんな話をしているあいだに教室に着いてみると1時間目はじまる直前だったので教室に入っていった。






‐昼休み‐

「スズぅぅぅぅぅ」
「うるさいよ」


「ねね、聞いた?!
明日転校生来るんだよー!
クラスの男子が先生と喋ってる時、先生が口滑らしちゃったんだって!」

「......ふーん」



転校生が来るとか正直どうでもいい


「ところで寧々。
持ってきたの?例のアレ。
転校生よりそっちのほうが大事なんだけど」