ずっとそばにいたのに.......

終わった後も、何だか照れくさい。

こういう関係抜きの付き合いが長過ぎるだけに、ベッドの上の私が稜の目にどう映ったのか、すごく気になる。

いっぱい感じておいて、今さらそんなことを言うのはおかしいのかもしれないけど、恥ずかしさをごまかすように、まだ息も整っていない稜の首に腕を絡ませ、顔を隠した。



「心優、キレイになったな。」

「え?」

「見てるだけで、ドキドキする。」

「.......ほんと?」

「ほんと。」



稜は微笑みながら、おデコにキスしてくれた。

嬉しいけど、そう言われると、また恥ずかしい。

でも、ものすご〜く幸せ。

夢をずっと見続けているみたい。